My Favorite Things III

福岡生活 ひきつづき

「九響おんがくアカデミー」へ

参加恒例となった音楽セミナー、今回は7月定期へ向けての回です

プログラムは
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
プーランク:組曲「牝鹿」

今回はこの中から主にプーランクについて。
「100年前のパリ、薫る……軽妙と倒錯のプーランク」と題し、堀朋平先生によるレクチャーです

この時代のパリでは、フォーヴィズム(野獣派)やキュビズム(立体派)など、各分野において斬新な手法を用いた芸術が怒涛のように生まれていました。
その空気の中で、そうした最前衛の世界から距離を置き、独自の魅力的な世界を作りあげていたプーランクについて、そして今回の演奏曲目である「牝鹿」について、演奏の映像を挟みながら興味深いお話をたくさん伺うことができました。
(前衛から距離を置いた、とのことですが、「牝鹿」の概要を伺うにつけ、個人的には十分前衛の要素ありでは・・と思ったり💦)

後半は、今年4月入団のホルン奏者、関澤麻衣さん(&ピアノ林紋子さん)による、プーランク「ホルンとピアノのためのエレジー」の演奏です
温かく優しいホルンの音色がもともと大好きなのですが
関澤さんのプーランクは、表情豊かで表現幅があってとても魅力的✨
いつもながら、至近から演奏の終始を拝見できる貴重な機会で、
管楽器は特に(個人的に経験値が低いので)興味深く、目でも耳でもかぶりつくように堪能しました

楽団裏話としてこの日披露されたエピソード、
2月のマーラー9番冒頭のホルンソロは、入団前の関澤さんが担当されており、それはなんと九響入団最終試験だったと(!)
ご本人曰く「血流がわかるくらい緊張した」そうですが、私も覚えていますがとても素敵でした。
九響へ来てくださって嬉しいです❤️
末永くよろしくお願いします。

 

441回定期演奏会は7月24日(金)
福岡は山笠も終わり落ち着いた頃の週末、楽しみに伺いたいと思います。

 

 

 

直方方面へ🚗

生クリームよりチーズ、あんこより煎餅が好きな辛党の私です
福岡へ来てからは「もち吉」のお煎餅を愛食しているのですが、
こんな夢のような(?)場所があるなんて初めて知りました

もちだんご村 もち吉工場直売所

工場直送、作りたてのお煎餅をお得に買えるだけではなく、
フードコートでは地元食材をふんだんに使用したスイーツやお豆腐、うどん(水車うどん)などをいただくことができます。

おやつを山ほど購入したあと、私たちもランチにうどんをいただきました

おばけうどん

もちもちコシのある麺と優しいスープ、それに「おばけ」と言われるジューシーなお揚げ、シンプルですがとても美味しかった!

(夫はスイーツを狙っていたようでしたが、注文受付だけでも長蛇の列、そこからまた数十分待つと聞いて、諦めたようでした。。週末は混むのね 涙)

 

お腹を満たしたあと、近くの神社へお参りしました

多賀神社

伊邪那岐大神、伊邪那美大神の二柱の神をお祀りする由緒ある神社です
木々に囲まれた高台に位置し、境内は凛と引き締まった気に満ちて、静かで厳かなお社でした。

御朱印もいただきました

 

帰りは温泉に立ち寄り

男女に分かれたスペースそれぞれに、露天のお風呂が複数あって開放感たっぷり
空を眺めながらのんびり、リフレッシュしました✨

この地域の縁起物「追い出し猫」の置物もありました

追い出し猫

(片側は笑顔の幸福を招く猫、もう片側は怒顔で箒を持ち災いを追い出す猫。表は怒顔のほう、鏡の前に置くことで裏の招き猫も見られるようにしてあります)
怒顔もどことなく愛嬌がありますよね💕

 

県内近場でちょど良い距離とボリューム、
休日の半日、充実して楽しく過ごせました✨
心残りといえばもちだんご村のスイーツ(夫)と、
休館中だった美術館(直方谷尾美術館)でしょうか。
とくに美術館は室内楽コンサートを開くこともあるようなので、そんな折にまた来てみたいと思います。

 

雲南料理

先日の短い川口滞在中、
友人たちが集まってくれて、ちょっと珍しい中国料理屋さんへ行きました

雲南料理 過橋米線

「過橋米線」という変わった店名は、
科挙の試験を受ける夫のために、時間が経っても冷めないようスープに油を浮かせた麺料理を作り、橋を渡って妻が届けたという伝説由来とのこと。
この熱々の麺料理をはじめ、雲南地方のお料理をたくさんいただけるお店です

私は初めて食べるものばかり✨
「日本人の味覚に合わせた中国料理」ではなく、これが本場の味なんだろうなと思わせる香辛料やハーブの使い方、とても新鮮でした。

 

今回集まってくれたのは、以前私が音楽活動をしていた頃の仲間たちです
私はすっかり引退してしまったけれど、みんな今も現役ばりばり。
そして皆さん昨年から今年にかけて、母の店でステージ衣装を作ってくださったのでした。
(私の実家は長年、ウェデイングやステージなどの衣装を作る仕事をしています)

私自身はお店には全く関係していないのですが、
昨年、母の店がひとつの区切りを迎えると決まったとき、
音楽関係の友人知人の皆さんに、もし何かあれば(最後かもしれないので)今のうちにどうでしょう?と声をかけさせていただいたのがきっかけでした。
ありがたいことに、皆さんそれぞれ思い通りの衣装が仕上がったことをとても喜んでくださって。
お礼を言うのはこちらのほうなんですが…。

短い時間でしたがとても楽しい夜でした
皆さんお元気で、衣装と共にこれからもご活躍ください✨
またきっとお会いしましょうね。

 

法事で川口へ

先日、法事のため川口へ行っていました
異動して以来、時間も気持ちも余裕がなくて、家族のことが気になりつつ半年ぶりの上埼(っていうのかな)。

法事後はすぐ帰福しなくてはならないので、前日に皆で食事をしました。

イタリアンダイニングバー エスタリア

ご近所のこぢんまりイタリアン、雰囲気良くお料理もワインも美味しいので、母も私も気に入っています。

私の家族は皆よく飲みます(笑)

 

いま母の部屋に泊まるスペースがないので、マンションのゲストルームを利用しました。

こんな夜景が見えました✨
都会ってすごいなー。

 

今回はお天気がいまひとつで、
毎度楽しみにしている「機上からの富士山」を見られなかったのが心残り。
福岡は良いお天気だったのに。

帰りの福岡着陸直前、上空からの沖ノ島

短い時間でしたが、それでも家族といろいろ話もできたし、
亡き父の法要とお墓参りもできて、心が落ち着きました。
やはり行ってよかったです。

 

ワイン教室へ行きました

月にいちど参加しているワイン教室です
備忘録として記録しているはずなんですが・・いろいろあってだいぶ時間が経ってしまい、すでに記憶が(涙

この日のテーマは「ソーヴィニヨン・ブラン」
同じ品種のワインですが、
*冷涼な気候区で生産されるソーヴィニヨン・ブランは、
 爽やかで、ほろ苦い香り、緑色のニュアンス、酸味が強い印象
*温暖な気候区で生産されるソーヴィニヨン・ブランは
 メロンやパッションフルーツなどの果実の香り、黄色のニュアンス、
 特にNewWorld産は雨量が少ないため果実味が多くなる

などお勉強しました

試飲ワインは5種類ですべてソーヴィニヨンブラン、産地は画像左から
①ロワール地方 トゥーレーヌ
②ロワール地方 プイイフュメ
③ロワール地方 サンセール
④ブルゴーニュ サンブリ
⑤ボルドー

じつは私、ソーヴィニヨンブランはあまり相性良くなくて、
最近ではほとんど飲まない、というより避けていた感があるんですが
今回いろいろな産地のワインを比べてみて、
同じ品種なのにこれだけ味わいに幅がある! ということに驚きました
特に④サンブリは、ブルゴーニュでソーヴィニヨンブランが認められているAOCがあることを知らなかったので驚いたし、
シャブリを思わせるミネラル感、他のグラスと比べて柔らかく優しい印象で、なるほどと思いました。
ちなみに⑤は成熟しきった葡萄とさらに樽熟成とで、色も粘度も濃く、甘くスモーキーな味わいで、別の飲み物のようでした。

ソーヴィニヨンブランは暑い季節に合うワインと言われます
今回いろいろお勉強できたので、今年の夏は、避けることなく楽しめそうな気がします。

 

九州交響楽団 第440回定期演奏会

九州交響楽団 第440回定期演奏会
2026年6月12日(金)19時開演
アクロス福岡シンフォニーホール

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より 序曲とヴェーヌスベルクの音楽
リスト:ピアノ協奏曲第2番*
ドビュッシー:「海」管弦楽のための3つの交響的素描

ユベール・スダーン(指揮)

中川 優芽花(ピアノ)*

九州交響楽団
(コンサートマスター:西本 幸弘)

 

マエストロ・スダーン&九響4度めの共演です
私は「海」好きで以前はよくCD聴いたりしましたが、実演に接するのはだいぶ久しぶりとあって、とても楽しみにしていました

そのコンサート
タンホイザー冒頭のホルンの柔らかい響きにまず耳が吸い付いてしまいました。
この重奏はメロディの美しさはもちろん、音の重なり方がとにかく絶妙で、ほんと美味しいなあと思います。
全体的に落ち着いたテンポでじっくり聴かせる演奏でした。

リストのピアノソロ中川優芽花さん、演奏に接するのは初めてでしたが
粒立ちよくキレのよい発音で、聴いていてとても気持ちよかったです
とても艶やかで、流麗と言えるような美しい演奏で素晴らしかった。

そして後半の「海」、
指揮者とオケ全体がひとつの音楽として動いているような、
実現したい音楽がそのまま凝縮されているような、
とにかく集中力の高い、見事な演奏でした
私はなんだか聴くというより、音楽を全身で浴びているような感覚になっていました。
あたかも目の前に海の情景が現れて、時間と共に変化していくのを体感しているように感じ、あっという間に終わってしまったようにも思います。

4度目の共演、オーケストラみんなマエストロを慕い、
その意向をひとつも逃さず、音として表現すべく全集中している様子に胸が熱くなりました。

珍しくオーケストラアンコールも2曲、
そしてマエストロのカーテンコールでの様子などから、
もしかするとひとつの区切りなのかもしれないな、と思わせられました

この日は長年九響の低音パートを支えておられたチューバのSさんが
最後の定期だったこともあり、少ししんみりした気持ちになりました。
マエストロ・スダーンも、Sさんも、この先もずっとご活躍をお祈りしています。

 

(備忘録として。
 コンマス西本さんの輝ける美音もいつも通り冴えていたけれど、コンマスサイドに座っていた女性奏者の方の音も美しくとても印象的でした!)

 

太宰府へ

(前回の投稿から続きます)
友人は初めての福岡だったので、2日めは太宰府へ行くことにしました

太宰府へは西鉄電車利用が定番ですが、博多バスターミナルから「旅人」という直行バスも出ているのですね。
私も初めて乗ったのですが
座ったまま乗り換えなく1時間ほどで到着できるのはとてもラクでした。
観光のときはこれに限るかも。

さて、「旅人」バスは西鉄太宰府駅前に着きますが、
この日は午後から雨予報だったので、そこから地元のバスに乗り換えて、先に山の方へ向かいました。

宝満宮 竈門神社

古くは太宰府政庁の鬼門除けとして、
また大陸へ渡る人々の方除け/厄除けの信仰、
さらに縁結びの神様としても広く信仰されてきた由緒ある神社です
鬱蒼とした木々に清涼な空気を感じ、引き締まるような気持ちになりました

高台にあるので景色もひらけているのですけど、この日はあいにくのお天気で見晴らしはいまいち

桜や紅葉の季節には木々が染まり、眺望も相まって大変な賑わいになります

御朱印いただきました

 

このあと本命・太宰府天満宮へ

ちょうど改修中だった本殿が完成し、仮殿が撤去されている最中だったため、両方が仮囲いされて遠くから参拝する、という珍しい形でお参りしました。

仮囲い裏から見える本殿と、手前の「飛梅」

御朱印は長蛇の列でしたが、しっかり並んで頂いてきました。

お参りのあとは境内のお茶屋さんでのんびり、うどんランチ。
ちょうど見頃だった花菖蒲を眺めながら美味しくいただきました。

 

帰りは西鉄で福岡市内へ戻り、大濠公園のカフェで軽くお茶したりして、今回のツアー(?)は終了。
はるばる訪ねてきてくれて本当に嬉しく、楽しい2日間でした。
たくさん引っ張り回したような気がしますが・・でも概ね喜んでくれた(たぶん)ので良しとしましょう笑
お互いそれぞれの場所でこれからも元気で、そしてきっとまた会いましょうね。